ついに新プレイステーションの基本概要が発表された
大元は今年2月の新CPUの学術発表だったが仕様が
現行機とは3桁ほど違うので実際こうした形で発表されるまでは
本当はどこまで実現するのか良くわからない状態だった
で、発表
前回PSが出た際には今までの16Bit機(出始めの32Bit機を含めて)とは違う
3D描画機能が備わっており、発売当初「闘神伝」や「リッジレーサー」などで
スピード感やら立体感を感じたものだった
※体験そのものはその前の夏の評価版でしていたけれどもやりこむほどね※
その後「フィロソマ」(覚えている方はおられるだろうかこっちが元祖)や
「FF7」でムービー画面と通常画面の融合的な表現も定着しそろそろ描画能力などに
限界がきたかなぁ(パソコンの方が綺麗になった)という状況での発表だった
性能は以下の模様
CPUは,浮動小数点演算に10個の積和演算器と4個の除算器を集積したもの
3次元グラフィックスのジオメトリ演算(座標計算)ようでしょう
ついで吃驚なのがMPEG2ビデオのデコーダ回路
ついに家庭用ゲーム機でDVD(この場合はデジタルバーサチィルディスク)をサポート?
トランジスタ数は1050万個
パソコンのCPUより集積度が上
RISC型マイクロコントローラは2ウエイのスーパースカラ構造、MIPSアーキテクチャに準拠(現行のPSやN64と同じ)
マルチメディア・データの演算用に100個以上の命令を追加
(まぁ、PentiumでいうMMXのようなもの)
8Kバイトのデータ・キャッシュと16Kバイトの命令キャッシュ
16KバイトのRAMを内蔵する
整数演算では現行のパソコンに劣るものの浮動小数点演算では
最新型パソコンの最速機モデルの3倍以上というところ
ちなみに描画エンジンである「エモーションエンジン」は光源計算などをしない場合に
最大5500万ポリゴン/秒
※ちなみに現行機は30数万ポリゴン/秒
新機種は光源計算やフォグ効果を施した際には3000万ポリゴン/秒
現行機は10数万ポリゴン/秒だったかと
主記憶にはDirectRambus仕様のDRAMを採用
バス幅は現在パソコンの最速ボードである128Bitの10倍近いものを搭載
AGPなどよりもけた違いに早い、これを実現するにはメモリーと描画部が
1つのシリコン上に同居しないといけない(2世帯住宅やね)
が、そもそもCPU(ロジック部)とメモリーの製造課程は異なるものであり
酸化膜を焼きつける温度が違っていたと思う
いままでパソコン用も含めメモリーが外付けになっていた理由の一つ
これを解決するのにどのような手法を取るかは未知な物の専用の工場も作っている
ぐらいなので今年の冬に期待する…というところでしょうか
CPUなどの他にUSBや下位互換など、書ききれないほどの点があり
実物が非常に楽しみな今日この頃
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