SONY-SL200D(使用編)
今回はVHS路線から離れてSONYと言えば「Beta」ですのでベータデッキを扱います
ベータには 今回アナログ機(民生フォーマット)で高画質などの観点から映像ファンに支持されている |
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▲ スーパーハイバンドベータSL-2100似の筐体を採用したSL-200Dの外装です | |
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▲ 蓋をあけるとSL-2100とは大きく違い、ただのボタン式です(笑) ただ、この頃(90年中頃)の製品らしく操作ボタン、つまみは大変少ないです。 リモコンが無いと時刻合わせや予約等が行えません、でもこの機種は専用リモコンでなくても 動作します、そう「極楽ビデオ」のリモコンでも操作できます 「標準/3倍」のボタンを押すと「ベータ2/3」の速度切り替えも可能です(笑) |
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▲ ハイバンドベータのロゴがきらりと光ります、ホント外装はSL-2100ぽくてカッコ良いです | |
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▲ 操作パネル右側、ツマミらしいのはシャープネスだけ、トラッキングはオートです テープの残量はスクリーンオンディスプレイされるのでカセットの長さ選択(フィートで表記)ツマミが 有ります、全面にライン入力2があるのはこの頃の極楽ビデオ(VHS)と同じつくりです |
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▲ ブレて見難いですが操作部です 左に「ハイバンド」と「ベータハイファイ」のランプが点灯しています ハイバンドはVHSでいう「HQ+S-VHS割る2」のようなものですがノーマルテープにしては並みのS-VHS を感じさせるシーンもあります ベータハイファイはHi8などと同様映像トラックに音声を書き込みます、よってヘッド周りは従来のもの を変更しなくても回路的に追加するだけでOKなので外付けユニットが出ていた記憶があります その他は左からチャンネル・アンテナ切り替え・外部入力切替・ハイバンドON/OFF・エデット |
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よく見るとベータ(β)の記号が画面に・・ こだわりを感じます(笑) 画面表示機能があるベータって以外と |
▼SL-200Dの特殊再生はすべてデジタルメモリーに取り込まれてから映像出力しているようです |
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▲ まずはスローから、左と右ではかなりコマが離れています、なのに画面上部には前の ギースの腕がしっかり残っています(笑)・・・おそらくこの部分にノイズバーが出ているので 前のきれいなシーンのデータを引用しているのでしょう |
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▲ スローがああいう感じなので静止画でもこのように2画面が足されて出力される事もあります この画面では上のテリーが新しい画像ですが、下の隅にしっかり少し前の映像であるギースの はかまが残っています、もちろんコマは離れています |
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▲ 少し分かりにくいですが逆方向にサーチしているシーンです 足が切れてます、これはバーノイズで切れているのではなく別の草だけのシーンの画が残っている為 です、サーチ中ですのでバーノイズ(切れ目)は多数(うっすらと)出るんですが ジーパンのところだけ写真として見てもはっきり分かるほど違う場面の画像が引用されてます、 実際は動く訳ですから違和感は倍増です(笑)、 その代わりはっきり分かるVHSにありがちな「バーノイズ」はこの機械では出ません |
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▲ 参考として早送り時、でもちょっと分かりづらいですねぇ(笑) | |
と言う事で今回は使用編としてアップロードしました PageLoadTimeMAX226s |