■ジャンクでハイビジョン

一応、「激貧ジャンクカーハイビジョン鑑賞友の会」(仮称)なんて物が出来てしまいましたので
何とかしてある程度マトモに映るように調整しないといけません

取り合えず入手と奮闘編をちょこっと紹介


■入手編

事の始まりは某オク、前々から出物のハイビジョン中古には何件か入札してましたが
ことごとく高値更新、そんなある日5000円の開始価格から値動きしない物を発見
後数日で終了日です

写真なし、説明文によると「赤が弱弱しい」、色相調整しても直らない、だから差し上げます

見たいな感じでして、結局私が5000円で落としてしまいました

モノはKW-3220HD、これは3世代目の32インチ機で、2.5世代目のMUSEデコーダーを内臓
また、この当時実用化/本格化した3次元Y/C分離を搭載したモデル
NTSCはダブルスキャンでフリッカーを抑えるタイプでした(ベガのDRCの簡易版みたいなヤツです)

デカイです(笑)

前に運用していた三菱直視管37型には
負けますが重いわデカイわです

重量級依存症の患者には最適な
ジャンクハイビジョンですね

なんとこのテレビCSも受信できます
もちろんアナログCSですが(笑)

スカパーが見れれば宜しいですが
そんなわけもなく無用の長物ですね

つまり一番右端の端子群
全然使えん(笑)

落札した目的は中央部にあります
これがないらな同じSONYの24インチワイドを
使いつづければよいわけで・・・

そうですHD入力が有るから落としたんです

MUSE入力の方がHD入力の数を
上回っている辺りが当時のMUSEにかける
思いの大きさが分かります

結局役に立ちませんでしたが(苦笑)

このテレビは前面入力がありません

代わりに上部背面に入力があります

これにRGBがつくとパワーウィンドウや
16X9プロフィールになります

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


■赤の復権

さて、部屋に運び込んで接続したのは良いものの、ジャンクはジャンク
マトモには映しません、でも絵になってるだけ軽症といえます

昔のテレビは蓋を開けてCRTチューブに刺さる基板のVRを動かせばドライブやカットオフが可変できました
但しカソードキャップに触れないかどうかビクビクもんでしたが(汗

ところが近年は殆どマイコンで操作しますので言わばパソコンのBIOS設定のようなモノに
なってしまってます

よってBIOS(サービスモード)に入れなければ触れません

まさか普通のユーザーがサービスセンターに「サービスモードの入り方教えてくれ」なんて聞けませんし
(問い合わせるバカがいるそうです、そういう事はしないように)
・・・・となるとインターネットです、調べる事にします

ソニーテレビのサービスモードは結構有名で、非公開なのに半ば半公開になってます(汗
で、大概のテレビはハイビジョンやプロフィールも含めて

電源オフ(スタンバイ) >画面表示 >5 >Vol+ >電源オン

これで入れる筈です

やってみました

ダメでした(爆)

リモコンが悪いのかと思い100円で共立から買ってきました(色々な出物リモコンがあるので)

ダメでしたPart2

むぅ、打つ手無しです

でもソレで諦める訳にはいきません、なんせ「激貧ジャンカーハイビジョン友の会」会員なんですから

で、丸秘アイテムを使います

インターネットで半公開されてるのと同じ内容でした(泣)

致し方有りません、奥義を使います

・・・・・・・・・・・・・・・

分かりました

結論から言うと「全然違うじゃん」

入り方が根本的に違いました(笑)しかもこの機種のリモコンでないとは入れないコマンド入力でした

で、入り方と各パラメーターが分かりましたので調整に入ります

レタッチソフトで再現してみましたが写真左が落札した状態、なんとも緑っぽいです、で右が調整後、完全に復調させる事は
ブラウン管の寿命などもあり不可能ですが取り合えずマシになったと思います

ところでこの写真、何か不思議なところがあると思いませんか?、ちょっと不思議な点があります
他のサービスモードの写真でも普段映らないモノが出てます、さて、何でしょう

 

調整中の画面です
何故かこの機種、赤を基準にしているようで赤が
固定になっています

よって相対的に青と緑を下げればマトモな色に近づく筈です

黒画面でも緑っぽいのでカットオフをまず下げてみます

基準値43、個体調整63でしたが0に近づけてバランスを
取ります

入力モードを内部から外部ミキシングに切り替え
実際の映像を見ながら微調整していきます

そうです、このテレビ、ラスター生成を持っているので
調整機材が無くてもカラー調整できるんです

でもオマケはそれだけではありません

自らクロスハッチまで生成してます

さすがSONYですね

なお、HD入力でBSデジタルの画面が縦に間延びしてしまう
(BSデジタルのほうがMUSEより縦が長い)ので
この辺も再調整します

上の方で「何か変な物」というのはこれがオーバーレイ
している点です

ノーマルモード(4:3)で映している素材にワイド(16:9)の
クロスハッチが映る訳が無いんですから(笑)

画面の端が曲がってます
(デジカメの近接撮影で相殺されてますが)

色々偏向系を微調整して一番マトモそうな点にあわせます

一通り調整が済んだら書き込み

このコマンドは他機種と同じです

ただ呼び出し方と調整項目移動等が違います

まぁ、このコマンドが使えるテレビは殆ど無さそうなので
その辺は蓋をしておきます

今回の調整で必需品となったリモコン

左のは共立で買った100円リモコンです

一般的なコマンドはコレでも問題ないのですが

このテレビは「あるキー」が必要なので同梱リモコンで
ないと使えませんでした、よって2つを使い分けます(笑)


さて、コレである程度マトモに戻ったジャンクハイビジョン

コレで数年は持たせる事が出来そうです、地上波デジタルが進んだらこの時代のテレビともいよいよお別れですね